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設計するにあたって、重要なことは
「窓の配置」「風の通り道」「光のバランス」
なのです。こちらについてまずは、知って頂く事が満足のいく住まいを作る最も近道です。
他にも生活動線なども重要ですが、比較的間取りプランはなんとかなるものです。
窓の配置は、南北を考慮するだけで数に関係なくその家は
冬は暖かく、夏は涼しくなります。
なぜなら、熱の損失率は窓が圧倒的に多いからです。
数に関係なく、有効な場所でそこに合った大きさの窓が必要になります。
デザイン性ばかりを追求して、無駄に窓を多くすることでコストは上がり、
風と光を多く取り込む事が出来なくなります。良い事はありません。
また、西側に窓を多く配置する事で西日が影響し、熱の寒暖に差が生じてしまいます。
勘違いしてしまいがちな、「窓が多い家=明るい家」はNGなのです。
風通しの良さと日当たりは、お金では買えません。
最初の設計が、どれほど大切なのかご理解頂けますでしょうか。
それでは・・・・
コストを最小限に抑えた設計とは、一体どんな設計でしょうか? 追求していくとキリがありませんが、
お施主様が知って得する事をお教え致します。

@ 凹凸の少ないプランを考える
A 窓を少なくする
B 外壁を縦張りにする

@〜Bを考慮しながら、プランニングを行うと比較的コストは抑えられます。
@やAは、おわかりの方も多いですがBは、ほとんどの方が知らないのではないでしょうか。
Bの「外壁を縦張りにする」は、外壁を張る際に最も無駄の出にくい張り方なのです。
家は横には長い事がほとんどですが、縦に長い家はごく少数です。
外壁を縦張りにするだけで、半端な外壁材が出にくく、外壁材の間に入るコーキングの量を
減らします。また、雨だれの影響を受けにくく、汚れが付きづらいのも特徴です。

資金が足りないからと言って、最初に坪数を減らして提案する営業マンは、
本当の建築を知らないだけなのかも知れません。

デザイン性を保ち、高品質で高性能な住まいを実現したいのなら
自然と協和をしながら、設計から建築を行う事が最も重要と、私たちは考えています。
自然と喧嘩のしない住まいづくりを行い、経済的な負担が少なく、健康的に過ごせるような
素晴らしい住生活をご提供出来ればと思っております。